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コンパウンディング薬局のAIエージェント:エージェントが準備すること、薬剤師が担うこと

5分で読めます著者: VUpharma
コンパウンディング薬局のAIエージェント:エージェントが準備すること、薬剤師が担うこと

コンパウンディング薬局の1日の多くは、注意深さは必要でも、薬剤師の判断までは必要としない作業に費やされています。処方箋の転記、ロットの係数を使った計算、規制物質の記帳、インボイスの作成などです。VUpharmaのAIエージェントが担うのは、こうした作業です。

どのモジュールでも、エージェントが準備し、そのエリアの責任者が確認して確定します。それぞれの領域で何をするのか、どこに線が引かれているのかをご紹介します。

4つの領域に16のエージェント

各エージェントには担当業務があり、チームと同じ画面と検証を使い、依頼した人と同じエリアと店舗の範囲で動きます。ある店舗の在庫にあなたがアクセスできなければ、エージェントもアクセスできません。

  • 調製台と在庫、6エージェント。カタログのHelena、ロットと購買のAndré、品質のBeatriz、ホメオパシーのOtávio、コンパウンディングのMarcos、規制物質のLívia。
  • 店頭と処方箋、4エージェント。顧客対応とオンラインストアのClara、処方箋のIris、顧客・処方医とのリレーションのPaula、ドラッグストアと法人契約のHenrique。
  • 経営管理、3エージェント。財務のLeonardo、税務のVitória、ダッシュボードのDavi。
  • 導入とサポート、3エージェント。店舗とアクセスのCaio、データ移行のRenata、サポートのCamila。

日々の業務から4つの例

Iris:処方箋の写真から注文の登録まで

処方箋は写真やPDFで届きます。Irisは処方医、職能評議会の登録番号、患者、成分、用量、剤形、用法を転記します。続いて、薬局自身が登録した薬局方の基準範囲と各用量を照合します。

たとえば、1カプセルあたりビタミンD3 2,000 IUとキレートマグネシウム200 mg、60カプセル、1日1回という処方です。用量は範囲内で、成分はカタログにあり、注文は薬剤師の確認待ちになります。判読できない箇所は推測で埋めずに印を付け、処方箋の画像は注文に添付されたままです。

用量アラートは出発点であって、結論ではありません。用量を含め、処方箋を評価するのは薬剤師です。仕組みは処方箋のページでご覧ください。

Marcos:ロットの係数を使った計算

注文が登録されると、Marcosは使用する製品とロットの補正係数、等価係数、密度で各成分を計算します。薬局のルールに従ってカプセルと容器を選び、調製指示書、秤量記録票、ラベルを準備します。

説明用の数値で示すと、マグネシウムのロットの係数が1.05なら、処方箋の200 mgは1カプセルあたり210 mgになります。係数が欠けていれば計算は受け付けられず、Marcosが不足している項目を示します。システムが係数を1と仮定することはありません。指示書が調製台に回るのは、薬剤師が承認した後だけです。詳しくはコンパウンディングのページをご覧ください。

Lívia:規制物質の記帳

Portaria 344/98の対象物質について、Líviaはすべての入庫と出庫をロットと処方箋とともに記帳し、期間ごとの帳簿と収支報告を準備し、SNGPC(ブラジル国家衛生監督庁Anvisaの規制医薬品管理システム)のファイルを準備します。送信の前には、処方箋のない出庫や在庫と合わない残高など、送信の妨げになる点を指摘します。

RDC 22/2014は、記帳を管理薬剤師の責任としています。管理薬剤師は自らの責任のもとでデータ入力を委任できますが、ファイルを作成してSNGPCに送信するのは管理薬剤師の職務です。そのため、ファイルは管理薬剤師の確認がなければ送信されません。送信は2025年9月から2026年1月にかけて、地域ごとに再び義務化されました。規制物質とSNGPCをご覧ください。

Vitória:注文ごとのインボイス

Vitóriaは、会計士が製品ごとに設定した課税区分に従い、税制改革のIBSとCBSの項目も含めて、注文ごとにNF-e、NFC-e、またはNFS-eを準備します。請求処理の前に課税区分のない製品を指摘し、月末にはSPEDのファイルを作成します。

インボイスが発行されるのは、チームが注文の請求処理を行ったときだけです。税額計算を確認してSPEDを送信するのは会計士です。詳しくは税務のページをご覧ください。

どのエージェントも行わないこと

設定では変えられない線があります。最初の3つは、規則が薬剤師に割り当てている行為です。

  • 処方の評価。RDC 67/2007は、処方の評価を含めて調製の責任者は薬剤師であり、その評価は調製の開始前に行うと定めています。
  • 調製物の承認。同じ決議により、品質管理の結果を評価し、調製物を交付してよいかどうかを承認するのは薬剤師です。
  • 患者への指導。Lei 13.021/2014は、患者への薬学的指導を薬剤師の義務の一つとしています。エージェントは対応、予約、記録を行います。健康、作用、対処に関する質問は薬剤師に回ります。
  • ロットの使用許可、アクセス権の付与、支払いの承認。ロットの使用許可は、薬局がカテゴリごとに定めたポリシーに従い、管理薬剤師の責任のもとで行われます。アクセス権は薬局のオーナーが決め、各支払いは財務の責任者の承認を待ちます。

AIエージェントはCRFに登録されておらず、管理薬剤師の代わりにはなりません。

記録の前に拒否し、確認を経て有効に

薬局が定めたルールから外れるものは、画面からでも、インポートからでも、エージェントからでも、記録される前に拒否されます。整合しない登録、係数のない換算、店舗の指定がない操作などです。

そして、エージェントが準備したものは、チームの誰かが確認するまで有効になりません。後で誤りが見つかっても、記帳済みの仕訳は消されません。取消記帳を行って新しい記帳に置き換え、元の記帳は元帳に残ります。

処方箋には健康に関するデータが含まれ、LGPDはこれを機微な個人データに分類しています。画像と転記は注文に保存され、そのエリアへのアクセス権を持つ人だけが閲覧できます。

相談室ではKDoctorのエージェントが

薬剤師相談室は、薬局の患者記録と連携したKDoctorのAIエージェントとともに機能します。Jenniferが予約とリマインダーを担当します。Dr. Rafael Costaは、薬剤師の説明をもとに各対応の記録を構造化します。

資格を持つ薬剤師に向けて、KDoctorの中医学チームが生薬療法、鍼治療、食事指導を支援し、承認された処方は調製に回ります。相談、評価、対処は引き続き薬剤師が行います。相談室をご覧ください。

はじめ方

導入にはRenataが伴走します。薬局の全データを無料で移行し、本番稼働前にご自身でご確認いただけます。エージェントを一人ずつご覧いただくか、デモで、用量チェックと薬剤師の承認を経て処方箋が注文になる様子をご覧ください。

出典