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コンパウンディング薬局とブラジルの税制改革:2026年から2033年にかけてインボイスはどう変わるか

6分で読めます著者: VUpharma
コンパウンディング薬局とブラジルの税制改革:2026年から2033年にかけてインボイスはどう変わるか

ブラジルの消費課税の改革は、2026年からnota fiscal(電子インボイス)に表れ始め、完了するのは2033年です。コンパウンディング薬局にとっての出発点は、これまでと変わりません。現在、販売ごとにどのように課税されているかです。

このガイドでは、2026年10月までに公布された法律と通達の内容、そして今のうちに準備しておきたいことをまとめます。各製品の税分類は、引き続き薬局が会計士とともに決めるものです。

まず、販売ごとに必要なインボイス

2020年、STF(ブラジル連邦最高裁判所)は、オーダーメイドのコンパウンディング製剤には、LC 116/2003のリストの小項目4.07のサービスとしてISS(市のサービス税)が課されると判断しました(Tema 379)。一方、薬局が製造して一般向けに店頭に並べる医薬品には、ICMS(州の商品流通税)が課されます。

実務上は、オーダーメイド製剤はNFS-e(サービスのインボイス)で発行し、市のISSを納めます。既製品はNF-eまたはNFC-e(商品のインボイス)で発行し、ICMSを納めます。両方を含む注文では、それぞれの部分を別々のインボイスで発行します。薬剤師相談室のサービスもISSの対象で、NFS-eで発行します。

2026年1月から、各市は全国標準のNFS-eを受け入れることが義務づけられています。発行には、Emissor Nacional(全国発行システム)か、全国環境に接続した市独自のシステムを使います(LC 214/2025、第62条)。

2026年:試行の年

2026年から、インボイスには現行の税と並んでCBS(財・サービスに課される新しい連邦税、0.9%)とIBS(州と市の新しい税、0.1%)が記載されます。この計算は情報提供のためのもので、付随義務を果たしていれば追加の納税はありません(LC 214/2025、第343条、第346条、第348条)。

Ato Conjunto RFB/CGIBS nº 4/2026(連邦歳入庁とIBS運営委員会の共同通達)は、Simples Nacional(簡易課税制度)を選択していない事業者について、義務化の日付を次のように定めました。

  • NF-eとNFC-e:2026年8月3日から。
  • NFS-e:原則として2026年10月1日から。デジタルプラットフォームのサービスや賃貸など一部のサービスは、2026年12月1日から。

インボイスの各明細には、IBSとCBSのグループが加わります。CST、税分類(cClassTrib)、課税標準、そしてCBSと州・市のIBSの税率です。

開始時には猶予措置があり、罰金は2026年7月末まで停止され、IBSとCBSのグループがないインボイスの自動却下も延期されました。ただし、項目を入力する義務はそのまま残っています。

Simples Nacional:2027年から

Simples Nacionalを選択している薬局では、2027年1月1日から、すべての税務書類でIBSとCBSの項目が必須になります(Ato Conjunto nº 4/2026)。それに先立ち、2026年11月1日からは、選択事業者のNFS-eはEmissor Nacionalで発行することになります(Resolução CGSN nº 191/2026)。

Simples Nacionalでは、IBSとCBSはDAS(統一納付書)に含めて納付します。LC 214/2025(第41条第3項)は、選択事業者がLC 123/2006の定めに従い、この二つの税をDASとは別に通常の制度で算定・納付することも認めています。会計士と試算して判断すべき点です。選択は半期ごとで、2027年上半期の分は2026年10月30日までにPortal do Simples Nacionalで行います(Resolução CGSN nº 186/2026、nº 194/2026による改正後)。

コンパウンディング医薬品の60%軽減

LC 214/2025の第133条は、Anvisa(ブラジル国家衛生監督庁)に登録された医薬品、またはコンパウンディング薬局が製造した医薬品の供給について、IBSとCBSの税率を60%軽減しています。第146条で税率ゼロとなる医薬品は対象外です。これはがんや希少疾患などの領域でAnvisaに登録された医薬品のリストで、コンパウンディング医薬品は含まれていません。

既製の医薬品や輸入医薬品については、法律は軽減分を価格に反映することを条件としています。連邦政府およびIBS運営委員会との合意によるか、CMED(医薬品市場規制委員会)の仕組みによるものです(第133条第2項)。この条件が自店に及ぶかどうかは、会計士に確認が必要です。

注意点が二つあります。軽減の対象は医薬品です。コンパウンディングの化粧品やサプリメントは、別の分類になることがあります。また、Simples NacionalでIBSとCBSをDASに含めて納付する場合、軽減の効果は薬局に直接は及びません。

2027年から2033年:移行期間

  • 2027年:CBSの徴収が始まり、PISとCofinsに代わります。PISとCofinsは廃止されます。IBSは2027年と2028年は0.1%(州0.05%、市0.05%)です。
  • 2029年から2032年:ICMSとISSは本来の税率の10分の9、10分の8、10分の7、10分の6へと段階的に下がり、税の優遇措置も同じ割合で縮小します。その分をIBSの引き上げで補います。
  • 2033年:ICMSとISSは廃止され、消費にはCBSとIBSが課されるようになります。

同じく2027年に始まるImposto Seletivo(選択的物品税)は、健康や環境に有害な商品・サービスが対象で、医薬品は対象外です。2032年までは、各インボイスで現行の税と新しい税の両方を計算し、ISSとICMSの区分も引き続き有効です。

SPEDはどうなりますか?

  • EFD ICMS/IPI:提出義務者は州ごとに決まります。Simples Nacionalの選択事業者はサンパウロ州のように免除されることが多いものの、ペルナンブコ州のように提出を求める州もあります。
  • EFD-Contribuições:Simples Nacional以外の事業者が対象です。2027年にPISとCofinsが廃止されるため、連邦歳入庁の通達に沿ってこの義務も変わります。
  • Bloco H:EFD ICMS/IPIに含まれる棚卸で、通常は12月31日時点のものです。在庫から作成するため、在庫が確認済みである必要があります。

今、会計士と準備しておくこと

  • オーダーメイドと既製品を分ける。登録データで、どれがオーダーメイドの製剤(NFS-e、ISS)で、どれが店頭の製品(NF-eまたはNFC-e、ICMS)かを区別しておく必要があります。
  • 製品ごとに分類する。NCM、CST、IBSとCBSのcClassTribを登録データに持たせ、会計士が適用できると判断したものには60%軽減を設定します。
  • 例外を想定しておく。登録データの分類が標準になりますが、一部の公的機関への販売のように、取引や販売先によって変わることがあります。
  • 課税制度を確認する。Simples Nacional、Lucro Presumido、Lucro Realのいずれかです。Simples Nacionalでは、IBSとCBSをDASに含めるか、通常の制度に移すかを決めます(2027年上半期分は2026年10月30日まで)。
  • NFS-eの発行方法を確認する。Simples Nacional以外では、Emissor Nacionalで発行するのか、市のシステムで発行するのかを確認します。Simples Nacionalでは、2026年11月1日からEmissor Nacionalで発行します。
  • 最初のインボイスを見直す。計算が情報提供にとどまるうちに、IBSとCBSの項目を会計士の想定と照らし合わせてください。

VUpharmaの役割

VUpharmaでは、税務モジュールのAIエージェントであるVitória Lemosが、会計士が製品ごとに定めた分類に基づき、IBSとCBSの項目を含めて注文ごとのインボイスを準備します。分類のない製品は請求前に指摘し、月末にはインボイスと在庫からSPEDのファイルを準備します。

判断するのは人です。インボイスが発行されるのは、スタッフが請求を確定したときだけです。税額の計算を確認してSPEDを送信するのは会計士です。エージェントの紹介や、デモでの実際の流れをご覧ください。薬局のデータをすべて無償で移行し、本番稼働前にご確認いただける仕組みもご紹介しています。

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